皮革製品のお手入れについて

カルクルの商品はすべて、上質な天然の革素材を使っています。使い込むほどに味わいを増す、経年変化が楽しめるものばかりですので、ぜひ大切にお手入れしながら長くご愛用ください。

わからないことや不安なことがありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

基本のお手入れ

とにかく基本はこまめなブラッシングと乾拭きです。
革には無数の毛穴があります。 そこにホコリや汚れなどをため込めないように心がけましょう。

また、革の風合いは、微妙な水分と油分のバランスにより保たれています。
バッグや革小物に程よい油分を与えるためには、きれいな手でよく触ってあげるだけでも十分です。
表面が乾いていると感じた場合などは、保革クリームによる保湿をおすすめします。

もっと本格的にお手入れしたいあなたに。 革のお手入れについてのご注意

革の手入れは、品物や素材の種類、ご使用状況やその頻度等により対処法が異なります。
例えば、染料仕上げの革(イタリアンレザーなど)は、手入れ剤の選択を誤るとシミになってしまうことがあるため十分な注意が必要です。

また、革靴に用いられるツヤ出し手法や、ライダース用品等のオイリング手法をそのまま鞄や小物に転用するべきではありません。理由は、過剰な手入れになりやすく、革に必要な通気性を損なったり、着色クリームなどは衣服への色移りの恐れもあるためです。
また、オイリングは革の柔軟性や耐水性をあげる場合にのみ行ってください。基本的に、自然な仕上げの革ほど自然につきあってゆくことが最良です。

革汚れについて

「顔料仕上げの革は付着汚れ」「染料仕上げの革はシミ汚れ」といったように、革の汚れは種類によって、気になるポイントが大別されるのではないかと思います。
付着汚れに対しては消しゴムなどで擦り取る方法があげられますが、この方法は部分的に汚れが取れることによるムラや、逆に革の表面を傷めてしまう場合もありますので、十分な注意が必要です。

ヌメ革や染料仕上げの革についたシミ汚れは、レザーソープを使って洗うことで、きれいになることがあります。
リペア業者などでは「革の染め直し」=「顔料による塗り直し」であることが少なくですが、ヌメ革や染料仕上げの革は、その方法よりもレザーソープで水洗いした方がよい場合が多いです。

革の傷について

革の傷についても、上記の汚れ同様に顔料仕上げか染料仕上げかなど、革の種類よって付き方の印象が異なります。
油分を含んだタンニン革などは、傷がついても布で擦ることにより目立たなくなる場合があります。また、長い時間の経過とともに革の表面が変化し、徐々に馴染んで行く場合もあります。

顔料仕上げの革の場合は、比較的、傷はつきにくいももの、色剥げなどでみすぼらしい印象になりがちです。こうなるとタンニン革のような素材特性が少ないため、目立たなくするためには着色するしか方法がありません。

どちらにせよ、革の表面(吟面)が削れてしまった場合は本質的な回復の余地はなく、擬似的なカモフラージュ以外の方法はありません。

革の種類を問わず、切目仕立ての製品であれば、コバの再仕上げにより全体的な印象をアップさせることが可能です。とにかく、傷が気になってしまう方はスムースな素材はできるだけ避け、シボや型押しの入った素材を使った製品を選択されることをおすすめいたします。

革が濡れてしまったら

革が濡れてしまった時は、乾いたタオルなどで押し拭くように水分を取り、形を整えて風通しのよい所で陰干ししてください。
濡れた革を強く絞ったり、ドライヤーなどの急な熱で乾かしますと、硬化や変質・変形等の原因となりますので絶対に行わないようにしてください。

また、革に必要な水分が乾燥と同時に抜けていってしまいます。完全に乾いていることをご確認の上、適宜、栄養補給を行ってください。
その際、一晩は浸透時間をおき、その後十分に乾拭きを行ってください。

最後に

大切に保管し過ぎることが、硬化や雑菌の繁殖につながる場合もございます。 また、紫外線は変色や退色の原因になるため直射日光下に放置することは避けてください。

何はともあれ、愛着をもってご使用いただくことが最善のお手入れ法ではないかと思います。
革の栄養補給等よりも無理な使用で型くずれさせないことが製品の状態を保つためには重要です。